年末の「骨太の方針」に向けて、平成30年度税制改革の大枠が見えてきました。「給与所得控除の圧縮」「基礎控除の拡大」などが決まりそうです。一方、「公的年金控除の圧縮」は見送られそうな気配です。平成29年度税制改革で決まり平成30年1月から実施される（一定収入以上の場合の）「配偶者控除廃止」や、「各種無償化の所得制限」などとあわせると、給与所得者は飛びぬけて稼がない限りは可処分所得にあまり差がなくなるという状況になってきそうです。「取りやすいところから取る」という国の方針なのでしょうが、もうそろそろ大きな反発が出るのではないでしょうか。
今週の気になった記事やサイトです。
選択的夫婦別姓に賛成・応援する方が多数派のようです。しかし、一部からは懸念や反論をいただいていますので、さらに議論を進めます。
サイボウズの青野社長らが、夫婦別姓を選べない現状は憲法違反であるとして国を相手取り損害賠償請求を行ったそうです。その後、賛否両論がネット上に沢山出たようで、上の記事は青野社長による「反論に対する反論」です。
どれも「すごい掲示板」にすぎない。掲示板脳である僕らは、ARやスマートスピーカーも、すごい掲示板として使うのだろう。掲示板以外をそろそろ見たい。
口コミや掲示板的な物を検索上位に表示するグーグルの影響が大きいのではないでしょうか。グーグルが検索市場を制覇してからは、大衆受けするものばかりが目立つようになった気がします。その結果、ＷＥＢ上は「やらせランキング」「ステマ」だらけとなりました。そのグーグルが売り出す「スマートスピーカー」にあまり期待はできません。
モスバーガーが苦戦している。売りにしていた健康メニューが埋没し、安くもなく高くもない価格も客離れにつながった。
週刊ダイヤモンドの「外食チェーン全格付け」ではファーストフードの中で最も高い評価がついていたモスバーガーですが、経営的にはかなり厳しいようです。
小出恵介とエンドロール以外にカットは一切ありません。
私も地上波のシン・ゴジラを見ていて「あれ、カットされた？」と思うシーンがＣＭの前後にいくつかあったような気がしましたが錯覚だったようです。
公的年金でも、給与所得と同様、概算控除が認められている
「年金の受給開始後も働いていると、年金が満額支給されないので損」ということを聞いたことがあります。一方で、この記事にあるように「公的年金控除」と「給与所得控除」がＷで適用されるというメリットもあるようです。年金を貰いながら働くか、年金の受給開始を遅らせるかは、細かくシミレーションする必要がありそうですね。
